長崎県議会 2022-12-02 12月02日-03号
今回、単に赤字だから補助をするというような考え方ではなくて、観光や環境への影響、鉄道があることによる地域の知名度、イメージなどの外部経済効果や、万一鉄道が廃止されたら、鉄道が果たしている役割をカバーするためにどれだけの行政負担が新たに生じるのかというクロスセクター効果の分析も必要です。 残された時間は多くはありません。
今回、単に赤字だから補助をするというような考え方ではなくて、観光や環境への影響、鉄道があることによる地域の知名度、イメージなどの外部経済効果や、万一鉄道が廃止されたら、鉄道が果たしている役割をカバーするためにどれだけの行政負担が新たに生じるのかというクロスセクター効果の分析も必要です。 残された時間は多くはありません。
森林の有する洪水防止機能や水源涵養機能等を踏まえた外部経済効果は,林野庁によれば約70兆円を超えるとされており,こうした大規模な外部経済効果を有する中山間地域の役割にも着目する必要があります。
それから、今、御指摘の農林水産業の多面的な外部経済の部分、それからもちろん都市的な部分につきましても、こういった多面的なCO2の吸収とか、そういう面では必ずしも農山漁村というのが多くを占めているということはあると思いますけれども、当然、数字の上では残念ながら把握はいたしておりませんけれども、そういった都市部におきますいろいろな外部経済効果も当然、それはそれで大きいものがあると思いますので、単純に比較
しかし、検討が進む農政改革会合の中で、米に関しては生産調整の参加判断を農家にゆだねる減反選択制が議論されるなど、農業が有する多面的機能の外部経済効果を広く国民に理解してもらう絶好のチャンスと思ったのもつかの間、今は深い失望に包まれています。
地球温暖化の防止に役立つ森林の外部経済効果などをテーマに自由な意見交換をしましたが、大手企業のトップの方々の環境問題に対する意識の高さや熱意を改めて実感しました。今後も、森林の再生や環境の保全に向けた行動に結びつくことを視野に入れながら、このような会議を継続させていきたいと考えています。
一方で、社会資本整備はさまざまな外部経済効果を生み出し、ひいては投資額の数倍もの税収として返ってくることもあります。財政圧縮に力点を置いた政策は、かえって将来の行政需要を拡大させ、また税収増の芽を摘むことになり、財政悪化のスパイラルに陥ることになりかねず、むしろ継続的な投資を行うことが重要かつ必要であると考えます。
しかしその一方で、農林業の外部経済効果、二つの効果が言われておりますが、一つは、化学肥料や農薬の過度な投入が環境に負荷を与え、ほかの主体に好ましくない影響を与えるマイナスの外部効果、もう一つは、生産防疫が持続可能性を持って適正に行われ、農林業的自然が保たれることにより、保健休養や国土保全などの他の主体に好ましい影響をプラスの外部効果であらわしている。
さらに、新しい産業おこしへの交流産業の育成にも力を注がれ、当時は、イベントやコンベンションは一過性の事業であり、産業になるという発想はあまりなかったわけですが、アフターイベント、アフターコンベンションを考えると、外部経済効果が高く、集客産業として位置づけられるものであり、短期即効的な経済効果があることを明確にされ、全国スポーツレクリエーション祭、国民文化祭、全国高等学校総合体育大会、ゆうあいピック等
水田、あるいは森林のもたらす外部経済効果や公益的機能の評価、そういう議論があることは私も十分承知をしておりますが、地方交付税は地方公共団体間の財源の不均衡を調整し、どの地域に住む国民でも一定の行政サービスを提供できるよう財源を保障するものでございます。
次に、大企業が補助金などを、今後、厳しい状況の中で県に求めてくるような事態を想定しているかという点でございますが、県における産業政策とは、本来自由に行われるべき企業活動が、地域経済の安定、活性化など地域経済に対して何らかのいわゆる外部経済効果を持つ場合に、行政側が特定の産業あるいは企業の活動を支援したり誘導したりするものでございます。
また、県当局は、ソウル事務所の廃止を検討する中で、費用対効果の計量分析を行った結果、効果が薄いとの判断に至ったものと思いますが、その計量数値並びに長崎-ソウルの航路開設に伴う観光客の流入増、貿易促進による内部経済効果及び外部経済効果をどのように測定したのか、お伺いをいたします。 八、県立成人病センター多良見病院のあり方について。
緑のダムの投資効果という点に関しての御質問でございますが、森林の有する価値は、木材生産のように経済的価値であらわせるものもございますが、いわゆる公益的機能は、受益者が市場を通じてサービス対価を支払うことのない、いわゆる外部経済効果と呼ばれております。
しかも、農業は、田園景観の保全、国土の環境保全等、国民にとって他に好ましい影響を与えるプラスの外部経済効果を生み出します。しかし、こうした価値というものが価格化をされてはおりません。また、農産物価格にも反映をされていません。我々はこれらの便益を受けますが、価値のコストを農民だけが負担をしているのが現状であります。このことをどのようにお考えになっておられますか、お尋ねをいたします。
一、一般質問(続)………………………………………一九三 14 杉田元司議員、公害財特法と愛知公害防 止計画、伊勢湾・三河湾の水質浄化(水質 総量規制に係る総量削減計画、中山水道航 路整備で発生するしゅんせつ土砂を利用し た覆砂事業の効果、県民の協力を得るため の行動)、農業問題(輸入の増大による農 産物価格の下落、食糧自給率の確保、農林 水産業の外部経済効果
農業は他産業の活動に比較しますと、確かに環境にやさしく、プラスの公益的外部経済効果を発揮する産業と言えます。しかしながら、環境負荷は、さきに述べました家畜ふん尿を初めとして、農薬、肥料、ビニール資材、土砂流亡等々、数え上げれば切りがないくらい河川や地下水を汚染し、自然環境、生活環境を悪化させ、人的被害をもたらす汚染原因ともなっています。
そして、農業、農村の持つ国土保全や良好な景観の形成といった外部経済効果は国内総生産の中には含まれない、もともと国内総生産は物や金の多寡のみで表示されたものであり、環境や生活の豊かさを示す尺度としては欠陥商品だとも言っているわけであります。この社説においては、二十一世紀は、ゼロ成長でも豊かさを感受できる価値尺度が必要だと結んでいるのであります。
次に、県民の森林に対する意識についてでありますが、総理府が平成8年に実施した世論調査によりますと、森林の役割については、山崩れの防止が68.9%、水源の涵養が59.7%と公益的機能を重視した回答が多くなっておりますが、これらの外部経済効果は森林所有者の方々のたゆまぬ林業活動によって生み出されているものであり、このことも含めて森林整備の大切さの認識を高めることがますます重要になってきているものと考えております
三菱総研の1994年の試算によりますと、水田の洪水防止機能は年間約2兆円、水資源涵養機能は年間8,000億円、大気浄化機能は畑と合わせて年間3,000億円と外部経済効果を評価しております。 過疎化の進行や高度消費時代の到来等で中山間の荒廃地域が多くなり、地域は、地域の人が苦労を惜しまず保全してきた体制が崩れようとしております。
これら森林、農地等の管理は自営農林家を中心とする農林業の生産活動を通じて行われ、その外部経済効果として、森林、農地等の有する国土保全機能など多面的な公益的機能が維持されてきたものと思います。その意味で、農山村地域及びそこで営まれている農林業は、国土保全上極めて重要な役割を担っていると考えます。
私は、経済効率や市場競争原理だけでははかれない、農山村の持つこのような多面的機能、一般に言われる外部経済効果が十分発揮できるよう、今後とも本県の農業や農山村の活性化に向け努め、県土の均衡ある発展と定住対策を進めることが、県勢発展にとって欠かせないものと考えております。